オトナ彼氏∞
なん
で……?
「ちょ…まさか」
「え?え!?里歩ってば知り合い?誰だれ??」
真理子ちゃんとりっちゃんの声が遠くに聞こえた
ドクッドクッ
心臓の動きがはやくなるのがわかった
「あ…いたいた!結花ちゃん」
神谷さんはニコリと笑い、一歩ずつ私に近づいてくる
私の目の前で止まると、ふいに私の右手を握った
「//////っ!?」
「あ、結花ちゃんの友達さん?ちょっと借りていいかな?」
神谷さんはりっちゃん達に極上スマイルを向ける
りっちゃん達はただ首を縦に振るだけで、言葉をださなかった
てか、出せなかったんだと思う
「じゃ、借りるね」
「え?!ちょ、ちょっと!!」
神谷さんは私の手をとったまま走りだした