オトナ彼氏∞
校門まで走った神谷さんは、校門を出るとスピードを緩めた
「あ…ああ、あの…」
聞きたいことが多すぎて上手く言葉が言えない
そんな私を見かねて、神谷さんは近くのカフェへと入った
高校生だけじゃ入れなさそうな空間
コーヒーのいい香りが鼻をくすぐる
「ホットコーヒー1つ、あとアイスココアを」
神谷さんは慣れた手つきで店員さんに注目をする
私がコーヒー飲めないのわかってくれた
「どう?落ち着いた?」
「はい…。あの、どうして学校に?」
「そりゃ結花ちゃんに会いたかったからね」
「//////……」
これじゃ会話にならないよぉ