オトナ彼氏∞
恋心
どうやって家に帰ったか覚えてない
気がついたらベッドで寝てた
時間は深夜の2時
携帯にはりっちゃんからの着信が6件
私は携帯を手に取り、アドレスからりっちゃんの番号を呼び出す
―プルルル、プルルル
―ガチャ
『あ!結花!どうした?』
「あ…。うん」
『結花?大丈夫?』
「うん…。大丈夫」
『で?で?神谷さんはなんて?』
「一ヶ月…」
『…一ヶ月?』
「彼氏になるからって」
『へぇ~。
…………え?』
「私、神谷さんが好きなのかもしれないの…。神谷さんに言ったら…そう言われた」
『ちょちょちょ…!?何!?彼氏??』
りっちゃんは当然パニクり始めた
私も今、言葉にしてようやくわかった
私…彼女になったの?