オトナ彼氏∞
―30分後
「結花……。あんたここまでカナヅチとは思わなかったよ…」
りっちゃんまでもついにため息をついた
とりあえずプールに入ったものの…
息継ぎすら上手くできない私に、りっちゃんは呆れ顔
そりゃそうか…
「お、泳げなくても生きてけるもん…」
鼻まで水につかり、ぶくぶくと息をはく
「でも体育の評価はついちゃうよ?入らないでレポート出すってのもありだけどさぁ…」
りっちゃんはゴーグルを頭に乗せ、私を見た
「さすがにそれは嫌でしょ?確か…20枚くらい書かされるみたいよ?」
に、にじゅ…?!
「りっちゃぁぁん!」
「やる気はあるのにもったいないなぁ………あ!!」