オトナ彼氏∞
『あの日は友達と遊んでてさ。あ、男だからな?そんで夜中バカみたいにさ、筋力トレーニング行って…。そいつが筋肉馬鹿でさあ…。本当まいったよ』
筋力トレーニング…
なんだあ
よかったぁ
『安心した?』
「え?あ…はい!」
正樹さんから理由が聞けてよかった
だって、もう胸の痛みはなくなったから
『つーか、彼女がいたら結花に話しかけないよ。まあ、今回は俺自身も驚きだけど』
「え?」
『あー!なんでもないからな!』
少しこもったような声の正樹さん
『なあ…』
「は…はい?」
『…今度会えないかな?』