オトナ彼氏∞



私は残りを全部食べるとさっさと自転車にまたがった



「何怒ってんだよ」


「知らない!信のいじわる!」


知ってて黙ってたなんてひどいよぉ


まだ正樹さんともしてないのに………



って違う違う!!



「結花顔赤いぞ?」


「なななんでもないもん!さよなら!」



私ってばなんで正樹さんのこと考えたんだろ



「あ!結花」


少しこぎだした私の後ろから信が呼んだ



「へ?」


「言っとくけど、俺も結い花が食ったとこかじったから…。おあいこだからな!」


「ふんっ!バカぁ!」



私は信にべーっと舌をだして、家へと向かう



信のバカ!


二度とアイスあげないもん!!






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