オトナ彼氏∞
約束の時間ジャストに公園に到着
時計台の前まで急いだ
「あ……」
いた…
てか、なんであんなに輝いて見えるんだろう
ただの白いシャツにジーパン履いてるだけだよ?
あんな人の隣に並ぶなんて…
「お、きたな!」
「こ、こんにちは!」
私はでっかい荷物とともに正樹さんに近寄る
ち、近いと余計に眩しい…
「私服初めてだな~」
「あ、あんまり見ないでください…」
やっぱり子供っぽすぎたかな?
今年流行るって雑誌に書いてあったから頑張ってカーキのショーパンはいたんだけど………
「めちゃくちゃ可愛いけど…」
けど…?
やっぱりダメ?
「脚出過ぎじゃね?他の男が見るじゃん」
へ?
「え…?み、見ませんよ!こんな脚なんか!」
モデル並の美脚ならまだしも、ちんちくりんの脚なんか…
「何言ってんだよ!結花自覚なさすぎだろ…」
正樹さんは呆れたように笑った