オトナ彼氏∞



「ぅお~!懐かしいなぁ~!」


正樹さんと私は陸上のグラウンドまできた


もちろん、中には入れないから見るだけだけど…



「ここを正樹さんは走ってたんですね~!」


「ああ、そうだよ。こう見えて俺結構速かったんだからな?」


正樹さんはガチッとした腕の筋肉を私に見せた


決して太いわけでもなくて、ガリガリでもない



特別マッチョが好きってわけではないけど、これは確かにホレちゃう



「すごいですね…」


「カッコイイと思う?」



正樹さんは私の顔を覗き込むようにして質問をしてきた


私はたまらず、首を縦にぶんぶん振った


「あはは!何顔赤くしてんだよ!」


正樹さんは私の反応に爆笑


こっちはこれが精一杯だってのに!!!




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