クールなあいつは最強美少女
「お前ら……覚悟はできてんだろうな。」
殺気を半分くらいと低い声を出すと、安西の肩がビクッと揺れた。
「ひ、一人でこの人数を倒せると思ってるんですか~。」
「フッ……ナメてもらっちゃー困るんだよ。」
「チッ……お前ら!!やれっ!!」
安西がそう叫んだ瞬間“うおお―!!!”と雄叫びをあげて殴り掛かってくるデビルの面々。
…こいつらホントに暴走族かよ。
「お前らは蟻か?動き遅すぎなんだっ…よっ!!」
バキッ
私が殴ったやつは倉庫の壁にぶち当たり、気絶した。
弱すぎじゃね?