林檎飴
「しらね。俺ここで待ってるから、呼んできたかったら呼んでくれば??」
なんじゃそりゃ。
じゃあ行くよ。
少し、ってかかなり戻ったところにshowwindowを眺める憐くんの姿。
何か考えているような、切なそうな顔。
なんかあったのかなー??
走るのも疲れて、おっきい声で叫んだ。
「れーんーくーんっ!!!!!!」
ゆっくりと顔をこっちに向けた憐くんは、優しくにこっと笑って、こっちへ歩いてきた。