傷だらけの白猫
同居

白猫 side





「うわ、広い」

まず銀髪男の家に行っておどろいたのが高級マンションだったこと。

明らかに暴走族のコイツが何故にこんな高級マンション?!

今までの男の中でもこんな高級マンションに住む奴は少ない。

「ここ、本当にアンタの家?」

「あったりめぇ」

「だよね、お邪魔しまーす」

やっぱり理由とか聞かれたくないもんだよね?

大体べつに理由とかあたしの知ったこっちゃないし。



「俺ほとんど家にいないし。好きに使って」

「いいの?」

「べつに」

「ありがと、そーいやなんて呼べばいい?」

そういえばあたしは同居人の名前さえ知らなかったんだ。













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