ピンクのタオル―恋人は野球選手―
「誰~?
どんな人??」



「こ、今度言うよ!!
じゃあ行ってきまーす!!」



「あんまり遅くならないようにね。
楽しんできなさい♪」


お母さんはやけに盛り上がっている。


私に彼氏がいることがそんなにテンションあがるのか?!





私は玄関を出た。



「真鈴!」


そう言って車の窓から手を振っている尚人。


やばい…かっこいいんですけどぉ!!!!




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