ピンクのタオル―恋人は野球選手―
………。



「いや、同じクラスじゃなくて…
う、内海尚人。
ほら、私の好きな野球選手…」



「へ~…内海選手ねぇ…
…ってウソでしょ?!」


お母さんはいきなり大声をあげた。


み、耳いたいって…






「本当に?!
本当に内海選手なの?!」



「あ、うん。
そうです…」



お母さんは大騒ぎしている。


落ち着いてよ…




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