ピンクのタオル―恋人は野球選手―
「あ、無理に言わなくてもいいよ。」


「……私がいけないの。」


私は空を見上げた。


すごく綺麗で


私の心とは


全く正反対って感じがした。









「尚人、最近全然打ててなくて不調だったの。」


「うん。」


私はそれからあの日のことを話した。


全部、全部…



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