ピンクのタオル―恋人は野球選手―
「尚人…」


「ん?どーした?」


「優しくしてね…
私、初めてだから…」


初めてだもん。


本当は怖いんだ。


痛いってよく言うでしょ…?






「当たり前だろ?
好きな女には優しくする。」


尚人はそう言うと


私の指に自分の指を絡めてきた。





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