ピンクのタオル―恋人は野球選手―
「もちろんです。」


尚人はそう言って笑った。






「うるさかったんだよ。
真鈴はいっつも野球中継で尚人くんを見てキャーキャー言ってたんだ。
呆れるぐらいね。」



「お、お父さん!!」


それ言わないでよ~…


恥ずかしい//



「はははっ。
そうなんですか?
初めて会ったのが球場の外だったんですがそのときも僕に会った反応がすごかったんですよ。」



「そんなことないもん!」



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