ピンクのタオル―恋人は野球選手―
でも、仲良くなってくれてよかった。



「玄関まで送ってくる!」


私はそう言って尚人と一緒に玄関に行った。



「優しいお父さんとお母さんだな。」


「そぉ?」


「うん。
話しやすくてよかったよ。」


尚人はそう言って靴をはいた。




「あ、私車のところまで行くよ。」


私も靴をはこうとした時だった


「いいよ。ここで。」


尚人がそう言った。




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