ピンクのタオル―恋人は野球選手―
「寒い…」


「俺の上着貸すよ。」


尚人は上着を私にかけてくれた。


優しいな…





「あ!あそこらへんだよね。
尚人が私に告白してくれた場所!!」



私はそこに向かって走った。


私たちの思い出の場所…


ここで真鈴が好きだって


そう言ってくれたよね。




私たちは前と同じ場所に座った。




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