ピンクのタオル―恋人は野球選手―
「もう裕斗なんか知らない~…」

奈々はそう言った。



ホント、裕斗変だよ。








「こんなことめったにないことなのにさ、よかったじゃんって反応してあげればいいのにね~…」




「まぁね…」


裕斗の反応なんてどうでもよかった。



それよりどうしたのかって



知りたかった。





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