ピンクのタオル―恋人は野球選手―
素直な気持ちが



自然と口から出た。





「か、叶うんだね。
強く願ってたら
恋って本当に叶うんだね…」



私は嬉しくて


いつの間にか泣いていた。





「俺も…
そう思った。
これから真鈴は俺の彼女だからな!」



そう、今この瞬間から


尚人は私の彼氏。


私は尚人の彼女になったんだ。




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