乾柴烈火 Volatile affections
通訳の仕事を終えて、

久しぶりに訪れたメルボルンは寒く

全ての光景に見覚えがあるものの

どことなく以前より

都会的になっていた。

留学当時はなかった

スターバックスもあった。

街は変わっていくのだ。

時間が確実に経過していて、

少しずつだけど

何かが確実に変わっていく事

そしてそれは

誰にも止められないということに

胸が痛くなった。


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