乾柴烈火 Volatile affections
10分後、

A商事の駐在員たちがやってきた。

マイケルがたどたどしい日本語で

私と亜希さんと司さんを呼ぶ。

それにしてもXOはおいしい。

ハンカチで水滴を拭って、

ゆっくりと喉にお酒を流し込む。

笑顔で

ごちそうさまでした。

と言って、

コースターをグラスの上に置き、

席を立った。

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