乾柴烈火 Volatile affections
香港に留学している彼女は
セレブで、
香港人の彼氏と
高級マンションに住んでいる。
彼女のご両親も
相当お金持ちらしく、
これまで
お金に苦労した事がない、
そう彼女は言う。
お店に週1で出勤するのは
彼女にとっては暇つぶしで
友達作りでもあるそうだ。
そんな彼女と司さんと
接客で同席すると、
毒舌パワーが過ぎるのか、
ろくな目にあったことがなかった。
今日の同席中での悪夢を思い出す。
オナニーをするかしないか、
そういう話題だった。
私は下ネタが得意。
そもそも勉強が苦手な私が
海外で英語を伸ばすために
利用したのも、下ネタだった。
興味のある話題なんて、
どこの国でもそう大差はない。
ただ、
私にははっきりと
線引きされた部分があって、
ブラックジョークや下ネタを
冗談で飛ばす事はあっても、
具体性を持った
エロい話だけは絶対にしない、
というより
恥ずかしすぎて絶対に出来ない。
ともあれ、
そのオナニーするかしないかの討論で、
正直にする事を話した私は
梢さんに
『どうせ中指でしょう?爪が短いからバレバレよ。』
と指摘されて、
『所詮が餓鬼だわ』
二人から鼻で笑われた挙句、
『オナニーとは、ローターで目覚めて、バイブレーターとなり、どんどんサイズが大きくなって、最後は不感症で終わっていくものなのよ。』
という彼女達の定義を
聞いた時には
既にお手上げだった。
セレブで、
香港人の彼氏と
高級マンションに住んでいる。
彼女のご両親も
相当お金持ちらしく、
これまで
お金に苦労した事がない、
そう彼女は言う。
お店に週1で出勤するのは
彼女にとっては暇つぶしで
友達作りでもあるそうだ。
そんな彼女と司さんと
接客で同席すると、
毒舌パワーが過ぎるのか、
ろくな目にあったことがなかった。
今日の同席中での悪夢を思い出す。
オナニーをするかしないか、
そういう話題だった。
私は下ネタが得意。
そもそも勉強が苦手な私が
海外で英語を伸ばすために
利用したのも、下ネタだった。
興味のある話題なんて、
どこの国でもそう大差はない。
ただ、
私にははっきりと
線引きされた部分があって、
ブラックジョークや下ネタを
冗談で飛ばす事はあっても、
具体性を持った
エロい話だけは絶対にしない、
というより
恥ずかしすぎて絶対に出来ない。
ともあれ、
そのオナニーするかしないかの討論で、
正直にする事を話した私は
梢さんに
『どうせ中指でしょう?爪が短いからバレバレよ。』
と指摘されて、
『所詮が餓鬼だわ』
二人から鼻で笑われた挙句、
『オナニーとは、ローターで目覚めて、バイブレーターとなり、どんどんサイズが大きくなって、最後は不感症で終わっていくものなのよ。』
という彼女達の定義を
聞いた時には
既にお手上げだった。