不器用な青年たちへ
本気だった。


教師大嫌いの女が


何かと理由をつけて職員室に入り浸る。




多分、葉月もまんざらじゃなかったはずだ。




あれで気づかないなら




男じゃない。



俺との連絡がめっきり減り、代わりに葉月とメール姿が目立ってきた。


考えもしなかった。



まさか、こんなところに彩夏を夢中にさせる存在があったなんて。




キラーパス。



誰の悪戯?



そして、いつ冷めてくれる?
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