殺し屋
「ん? どういう意味だ?」
「狙撃手ってのは、もっと凄い奴等なのだと思ってた。超長距離からの狙撃とかな」
「ははっ、そうかそうか」
 協力者は笑いながらいう。
「そりゃあ、俺だってその気ななれば一キロ先の標的だってしとめられる。だが、今回はそういう類では無い」
「ふぅーん、そっか」
 俺は呆気無く返事した。正直どうでもよくなっていた。
「そういや、アンタはなんて狙撃銃を使っているんだ? PSG-1?」

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