籠の鳥は空を飛べない

No.8二年生

学校が大嫌い。


消えてなくればいい、私は憎しみばかり抱いて光など一切なく只毎日泣き疲れる日々。


私の日常は変わらなくて、二年生になってもいじめはなくならなかった。


いつも嫌な顔をされて、隣の席の男子は近くの男子と私を見ながら笑っていたし、私が隣でかわいそうーって感じだった。


そうだね


かわいそうだね


私なんかが、いるから悪いんだよね


いなければいいのにね



――わかってる、けれど心の痛みは止まらず心が吐く言葉は毒でしかなかった



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