涙味のキス
目の前には
高級ステーキ。
「えぇーー朝からこれぇー?」
私はお母さんに文句を言う。
「いらないよぉー」
「ピーマンもいらなぁーい!!!」
そう言って私は
デザート用のイチゴを食べだした。
「こらぁ!!!ゆりちゃん!!!」
「駄目でしょ!ちゃんとお野菜も
お肉も食べなくちゃぁー」
「うぅーーー」
「あー!時間がもうない!」
「学校行ってきまーす!」
「ゆりちゃん!!!」
「もぉー、、いってらっしゃーい!」