涙味のキス



この世界について、
彼はそう簡単に教えてくれた




「しゅう........」

「私、まっていたわ」


「逢いたかった..........」



あの温かい部屋で
私はしゅうに抱きついた

懐かしい匂いがする......

しゅうの匂い.......

4年前と変わらない..........



生まれ変わっても

何も変わらないわ.............







こうして

事実上3度目の出会いは
叶えられた








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