Letter→君へ
すると、今一番見たくない人が

私の近くに現れた・・・・。


朝ぶつかりそうになったヤンキーだ。

『どけ、邪魔なんだよ』

さっきの言葉が頭をよぎる。

私のテンションはさらに下がっていくばかりだ。

「あれ~、美亜 優也と知り合い??」

いきなり麻美が聞いてきた。

「ゆ・・優也?誰それ?」

そう答えると麻美は驚いたように

「え???知らないの?相崎優也。中学時代すっごく荒れててケンカ強くて有名なんだよー?」


へー・・・あいつがそうなんだ・・・。まぁ、髪型からしてあんな感じだよね。

すると相崎優也がこっちを見てきた。

私はあの言葉を恨んでいるから

思い切ってにらんでやった。すると、一瞬笑われたような気がした。



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