Letter→君へ
なんでだろう・・・・。

ふとよみがえるある言葉


~「優也、お前なら俺と一緒についてくよな?」

「え、でも俺やっぱり無理です・・・。」

「は?ふざけんじゃねーぞ。こっちはお前にどんだけ良くしてきたと思ってんだ」

「で、でも・・。先輩と俺のいる世界は違いますよ・・」

バシッ・・・急に響く 鈍い音

「痛っ・・・・・」

「明日、来なかったらどうなってるかわかってるよな?」

「・・・・・・・」

「じゃあ、まってるぜ。優也く~ん。アハハハハハ」~


・・・思い出したくもない過去。

そのせいで俺は俺じゃなくなった気がした。

そのころだろう、杏奈や麻美が俺を避けるようになったのは・・。



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