オレの相棒。
翌日。天気は雲一つない快晴で、野球日和となった。
一時から練習試合開始ということで、オレ達はグランドの整備とアップを午前中に済ませることになった。
二人組でアップをしていると、高野先輩から指示がとぶ。
「今日のスタメンは各自、監督から声をかけられていると思う。準備しといてくれ。」
監督から声がかかっていないという事は、今日のOB戦は出場できないということになる。
ストレッチを終えたオレは、悠弥にスタメンだということを伝えに行った。