オレの相棒。




「東と大和。お前らに取材したいと言ってきたんだが、受けるか?」


「オレはいいっす。そういうのあんま得意じゃないんで」


「有名になったんだ、仕方ないよ。」



そう言われたって苦手なものは仕方ない。

取材って言うか、あんま人と喋るのは好きじゃないんだ。

「監督、大丈夫っすよ~。俺がキャプテンとして責任持って東を連れて行きますから。任せてください」


妙にキャプテンぶって監督に言う悠弥。

何のつもりだよ?


「待てよ、勝手に決めんな」

「…贅沢なんだよ、東。」


「え?」

一瞬ものすごく怖い顔をしたかと思うと、またすぐにいつもの悠弥に戻った。


「俺も受けるから、な?」








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