オレの相棒。
悠弥に言われ、仕方なく「わかった」と返事をした。
ふと悠弥の顔を見て思った。
…最近、こいつの笑顔見てないな。
昼休憩を終え、大和と悠弥の三人でブルペンに向かった。
軽く肩慣らしをして、悠弥を座らせる。
「とりあえず、軽めにな?」
「わかってるよ。行くぞ」
最初は言われた通り軽めで、徐々にペースを上げて行き結局、大和と五十球ずつ投げた。
でも…前と何か違う……?
しかもオレ、じゃなくて悠弥が。