フロックス

東郷莱輝




私といっくんは学校を休んで家で社長が来るのを待っていた。



「どうした?二人して休むって…」



「大事な用があるの…」



それだけを伝えて…
私たちは…家でジッとしていた。



パパもママも休むことには反対せず…二人とも…テレビをボーッと観ていた。



こんなにうちって暗かった?前までは笑顔が溢れてたのに…



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