フロックス



それから…ママが急いで買ってきた茶菓子に…両親はリビングのソファーに正座して社長を見てる。



私といっくんはダイニングからその様子をみていた。



「社長…どうされたんですか…?」



「実は…」



あ、昨日のこと…
どうしよ……怖い。



「昨日、娘さんに命を救われて…」



「「「え?」」」



パパ、いっくん、私の声は見事にハモった。



「…にちかがですか?」



「はい。」



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