好きになった方が負け
「はい、到着」
龍くんのその声を聞いて、あたしは外に飛び出した。
あの重い空気を跳ね退けるように。
「綺麗ーっ」
見上げた星空は、まるで宝石箱のような輝きを放ってる。
やっぱりこの場所好き!!
あたしは夢中になって眺め続けた。
どれが何座かも分かんないし、どれが北極星かも分かんない。
それぐらいたくさんの星が瞬いてる。
あ…!!
って何だー、流れ星かと思ったら飛行機だった。
でも流れ星が流れてもおかしくないよねっ。
よーし…流れ星を見逃さないようにしなきゃ!!
流れ星が流れたら、何てお願いしようかな?
慶太とのこと?
それとも龍くんとのこと?
考えたら少しだけ、胸がチクンと痛んだ。
今の素直な気持ちが分かんないや。
龍くんのその声を聞いて、あたしは外に飛び出した。
あの重い空気を跳ね退けるように。
「綺麗ーっ」
見上げた星空は、まるで宝石箱のような輝きを放ってる。
やっぱりこの場所好き!!
あたしは夢中になって眺め続けた。
どれが何座かも分かんないし、どれが北極星かも分かんない。
それぐらいたくさんの星が瞬いてる。
あ…!!
って何だー、流れ星かと思ったら飛行機だった。
でも流れ星が流れてもおかしくないよねっ。
よーし…流れ星を見逃さないようにしなきゃ!!
流れ星が流れたら、何てお願いしようかな?
慶太とのこと?
それとも龍くんとのこと?
考えたら少しだけ、胸がチクンと痛んだ。
今の素直な気持ちが分かんないや。