好きになった方が負け
『以心伝心!!』
二人の声が綺麗に重なった。
これこそ正に以心伝心じゃん!!
「ははは!!あーウケる。笑美といると本当飽きないわ」
そう言って笑ってくれるだけで、あたしの胸がキュンってすることを龍くんは知ってる?
わざとなんじゃないかって思っちゃうぐらい。
そのとき……
「笑美?」
声のした方向を見て、あたしは目を丸くした。
「あ、ウエイターくんじゃん」
あたしより先に、龍くんが口を開いた。
そこにいたのは水着姿の慶太。
「ぐ、偶然!!最近よく会うねっ」
間が悪いときにばっか。
慶太は慶太で、わざと出会いたくないときを狙ってんのかもって思う…。
「……またデート中?」
そんな慶太の言葉を聞いて、龍くんがコソッとあたしに聞く。
「まだ誤解といてねーの?」
二人の声が綺麗に重なった。
これこそ正に以心伝心じゃん!!
「ははは!!あーウケる。笑美といると本当飽きないわ」
そう言って笑ってくれるだけで、あたしの胸がキュンってすることを龍くんは知ってる?
わざとなんじゃないかって思っちゃうぐらい。
そのとき……
「笑美?」
声のした方向を見て、あたしは目を丸くした。
「あ、ウエイターくんじゃん」
あたしより先に、龍くんが口を開いた。
そこにいたのは水着姿の慶太。
「ぐ、偶然!!最近よく会うねっ」
間が悪いときにばっか。
慶太は慶太で、わざと出会いたくないときを狙ってんのかもって思う…。
「……またデート中?」
そんな慶太の言葉を聞いて、龍くんがコソッとあたしに聞く。
「まだ誤解といてねーの?」