好きになった方が負け
4#女扱い
「で?昨日襲っちゃった?」
朝から加奈子はすごいこと聞いてくる。
「なわけないじゃん!!てか、それより慶太が…」
キスされた話をしようとしたとき……
「俺が何だって?」
まさかの本人登場…!!
「おっ!!慶太おはよー」
「……何でもない」
何も知らない気楽な加奈子がうらやましい。
あたしは目を合わせることもできない。
「笑美、話あんだけど」
「あ、あたしはない!!」
それだけ言って、教室を飛び出した。
とにかく気まずい。
何を話せって言うの!?
こんな調子で、慶太を一日避けまくった。
そしてやっと放課後。
朝から加奈子はすごいこと聞いてくる。
「なわけないじゃん!!てか、それより慶太が…」
キスされた話をしようとしたとき……
「俺が何だって?」
まさかの本人登場…!!
「おっ!!慶太おはよー」
「……何でもない」
何も知らない気楽な加奈子がうらやましい。
あたしは目を合わせることもできない。
「笑美、話あんだけど」
「あ、あたしはない!!」
それだけ言って、教室を飛び出した。
とにかく気まずい。
何を話せって言うの!?
こんな調子で、慶太を一日避けまくった。
そしてやっと放課後。