好きになった方が負け
ドカッとあたしの前の席に座る。
「だ、だからってあたしに八つ当たりしないでよ」
動揺を隠すように、シャーペンを走らせる。
「……お前、文字だけは綺麗だな」
驚いて顔を上げると、あたしのノートをジッと見てる慶太。
「だ、だけはって何よ!!失礼なっ」
あーもう一々過剰反応する自分が嫌だ…。
でも慶太も悪い!!
今までそんなこと言わなかったくせに。
「サッカー…お前のせいで調子狂った」
「え?」
「俺基本的に何でもできるし、誰にも負ける気しねぇんだけど…笑美にだけは勝てる気がしねぇんだよなー」
近い距離で、真っ直ぐ目を見て言われたからか…胸がうるさい。
口をパクパクさせるあたしを見てクスッと笑い、友達の和の中に消えて行った。
な、何あれ!!
半分は自慢だし…てか、あれ誰!?
「だ、だからってあたしに八つ当たりしないでよ」
動揺を隠すように、シャーペンを走らせる。
「……お前、文字だけは綺麗だな」
驚いて顔を上げると、あたしのノートをジッと見てる慶太。
「だ、だけはって何よ!!失礼なっ」
あーもう一々過剰反応する自分が嫌だ…。
でも慶太も悪い!!
今までそんなこと言わなかったくせに。
「サッカー…お前のせいで調子狂った」
「え?」
「俺基本的に何でもできるし、誰にも負ける気しねぇんだけど…笑美にだけは勝てる気がしねぇんだよなー」
近い距離で、真っ直ぐ目を見て言われたからか…胸がうるさい。
口をパクパクさせるあたしを見てクスッと笑い、友達の和の中に消えて行った。
な、何あれ!!
半分は自慢だし…てか、あれ誰!?