好きになった方が負け
「あれ?やっと告ったの?」
口をパクパクさせて固まるあたしとは反対に、当たり前のように言い放った加奈子。
「な、何で加奈子が知ってんの!?」
「何でって…あたし、慶太とは幼稚園から一緒だよ?しかも慶太って分かりやすいじゃん」
幼なじみなのは知ってるけど!!
全っ然分かりやすくないから!!
「で?その気になった?」
コイツ…!!
絶対性格変わった!!
「な、なるわけないっ」
「あっそ。じゃあ今日一緒に帰ろうぜ?俺暇なんだよなー」
だから!!
さっきからサラっとすごいこと言い過ぎでしょ!!
「あたしは忙しいっ」
「一緒に帰るぐらいで彼氏怒ったりすんの?あ、でも仕事してんだろ?バレねーって」
あたしの言葉も気持ちも、全く通じてない!!
異星人と話してる気分…。
口をパクパクさせて固まるあたしとは反対に、当たり前のように言い放った加奈子。
「な、何で加奈子が知ってんの!?」
「何でって…あたし、慶太とは幼稚園から一緒だよ?しかも慶太って分かりやすいじゃん」
幼なじみなのは知ってるけど!!
全っ然分かりやすくないから!!
「で?その気になった?」
コイツ…!!
絶対性格変わった!!
「な、なるわけないっ」
「あっそ。じゃあ今日一緒に帰ろうぜ?俺暇なんだよなー」
だから!!
さっきからサラっとすごいこと言い過ぎでしょ!!
「あたしは忙しいっ」
「一緒に帰るぐらいで彼氏怒ったりすんの?あ、でも仕事してんだろ?バレねーって」
あたしの言葉も気持ちも、全く通じてない!!
異星人と話してる気分…。