好きになった方が負け
7#もっと…
「はぁあ!?まじで言ってんの!?」
次の日、朝から響くのは加奈子の奇声。
「何だよ。文句あんのか?」
慶太がキッと加奈子を睨む。
「笑美!!引き返すなら今よ!!」
ガシガシと肩を大きく揺すぶられ、少し目が回った…。
加奈子、力強過ぎだし。
「だからそれ、どういう意味だよ」
ふて腐れ気味の慶太を、横から見てるとちょっと面白い。
「ふふ…大丈夫だよ。慶太が意外といい奴なのは、加奈子も知ってるでしょ?」
「それはそうだけど…慶太の長い片想いが実ったっていうのは、ある意味ショックなんだよねー」
「長い…?」
今、長い片想いって言った?
「ば、バカ!!余計なこと言うな!!だから加奈子には話したくなかったんだっ」
急に慌てる慶太。
コロコロ変わる表情は、やっぱり面白い…見てて飽きないかも。
加奈子も何だかんだ言いながら、あたし達が付き合うことを喜んでくれてるみたいだった。
次の日、朝から響くのは加奈子の奇声。
「何だよ。文句あんのか?」
慶太がキッと加奈子を睨む。
「笑美!!引き返すなら今よ!!」
ガシガシと肩を大きく揺すぶられ、少し目が回った…。
加奈子、力強過ぎだし。
「だからそれ、どういう意味だよ」
ふて腐れ気味の慶太を、横から見てるとちょっと面白い。
「ふふ…大丈夫だよ。慶太が意外といい奴なのは、加奈子も知ってるでしょ?」
「それはそうだけど…慶太の長い片想いが実ったっていうのは、ある意味ショックなんだよねー」
「長い…?」
今、長い片想いって言った?
「ば、バカ!!余計なこと言うな!!だから加奈子には話したくなかったんだっ」
急に慌てる慶太。
コロコロ変わる表情は、やっぱり面白い…見てて飽きないかも。
加奈子も何だかんだ言いながら、あたし達が付き合うことを喜んでくれてるみたいだった。