君色の夢に恋をした。
『別にいいけど…。』
どうでもいい。
私は何を言われたって、どうも思わないし。
そんな集団でしか言ってこれない弱い奴なんかに、怯えたりしない。
あまり気乗りはしないけど…
こういうのは、さっさと終わらすに限る。
私の返事に二ヤッと怪しい笑みを浮かべた女子たちは
「こっちにきてくれる??」
って、乱暴に私の腕を掴み、引っ張った。
…どうでもいいけど、痛いし。
もうちょっと優しく掴めないのだろうか。