君色の夢に恋をした。
「謝ってもらった方がいいよ。」
『でも…。』
「その方がお互いサッパリするし。」
「ねっ??」って言いながら、彼女たちにも同意を求める翔。
そんな翔に彼女たちは、コクンコクンと頷いた。
本当に、いいんだけどな…。
でも、彼女たちがあまりにも純粋な目で私を見るから。
仕方なく、私は彼女たちの方へと体をむき直した。
「…ごめんなさい。」
ぶっきらぼうに、
照れくさそうに、
だけど、真っ直ぐと謝罪をする彼女たち。