君色の夢に恋をした。


「…すごい!

この絵、すごいいいよ!」



帰ってきた答えは大きく予想を反していて。


私は大きく翔の方へと振り返った。



『えっ…??』

「この絵、絶対いい線いくよ!」



太陽が、笑った。


眩しいぐらいの笑顔を翔が見せている。


その笑顔が純粋すぎて、

私は思わず、照れたように髪を触ってしまった。



『…そう??』

「うん!!

この絵、早口描いたなかで一番すき!」



< 226 / 352 >

この作品をシェア

pagetop