君色の夢に恋をした。
「…よぉ。」
私は唖然呆然。
一瞬、思考回路が停止してしまったぐらい。
だって目の前には、祐二くんがいたんだ。
しかもご丁寧に、右手にはケーキを持ってきてる。
『…どうしたの??』
「いや、別に。
…あ、はい。これ。」
そう言って、ケーキを差し出す祐二くん。
とは言っても、受け取ることができない私は、無言で机に置くように託した。
『…もう一度聞くけど、なんで来たの??』
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