君色の夢に恋をした。
after word
考えて、みました。
翔と初めて出逢った時、本当は結衣は嬉しくて仕方がなかったのだと思います。
けれど、その手を握るのが怖かった。
結衣は、もう一人の私です。
私自身、どこか人を信じられずにいる部分が多く、
人と必要以上に深入りするのが怖かったりします。
そんな私にとって翔は理想であり、憧れでもありました。
こんな人に出逢いたいという、私の願望の現れだったのかもしれません。