君色の夢に恋をした。



「死ねばいいのにね。」

「生きてる意味わかんないんだけど。」

「見ると不愉快だから、学校来ないでほしい。」



……やだ。



「生きてる意味あるの?」



そんな言葉、聞きたくないよ。
なんでそんなこと言われなきゃいけないのか、わかんないよ。


…だって、




「友達なんか、いないくせに。」



私たち、ちゃんと、友達だったじゃん。



「……っ。」



どうしようもなかった。


泣きたくない。だけど涙は、溢れ出てきて。
手で塞ぎ込んでも耳に入ってきてしまう声が、私のココロをえぐる。



私は涙を隠すように、机に顔を伏せた。



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