花言葉〜チューリップ〜
でも、俺はどうなんだ‥?
阿宮のこと、好きは好きなんだ。
でもこれは、恋愛感情なのか‥?
わかんねぇよ‥。
でもやっぱ、野球に集中したい。
だから、断ろうか‥。
自分の気持ちがハッキリしてからでも、遅くないかもしれない‥。
少し、悩んだ。
「付き合って、もらえませんか?」
急に小さなか細い声で、阿宮が言う。
スゲー可愛いんだ。
でも、だからこそ、野球に集中出来なくなるんぢゃないか‥?
そんな不安が、頭を過る。
今はまだ、断ろう。
そう思った時だった。