花言葉〜チューリップ〜




「横岡!(結)」






「冬樹!ちょっとあんたなんかあったでしょ?!」








「なぁ、くまきちどこだよ!横岡知ってんだろ?!」









「帰ったわよ。なにがあったか知んないけどさぁ‥。ハッキリしないと後悔するよ?莉緒はいつも不安に思ってたんだから。気付きなさいよ。」








「くまきちは、なにを不安がってるんだ?」








「自分で考えなさいよ!あのさぁ‥。莉緒、能天気に見えて、悩んでたよ。あたしは悩みは聞けるけど、不安を取り除けるのは、あんただけなんだから!いつまでも野球バカばっかりやってんぢゃないよっ!莉緒のこと本気で好きなら、しっかりしなさいよ!今あんたが野球だけが一番大事だって言うなら、今すぐ別れて。莉緒も大事なら、自分で何とかしなさい。莉緒は充分頑張ってきたと思う。冬樹も、頑張ってあげて。」







「俺は‥。本気で好きだよ。逆に野球がおろそかになりそうで心配なくらい。」






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