上司に恋しちゃいました

「続きは後でたっぷりさせてくれよ」


鬼の王子は妖艶に微笑を浮かべ、あたしの身体から離れた。


そして呪縛が解けたように冷静になったあたしは、自分がした行為を思い出して顔が赤くなった。


あたしの身体を心配してくれたから鬼の王子はあそこで止めてくれたけど、もしあのまま続けていたら、最後までしてしまったかもしれない。



外でそんなことをしてしまいそうになった自分自身が信じられなくもあり、恥ずかしかった。

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